元銀行員の実態ぶっちゃけブログ

元銀行員が語る銀行の実態を、言っても問題ない範囲で言うブログです。

カテゴリ: 銀行の人事

銀行に数年もいると、新人だった若手社員へも人事評価が数回行われ、その人への人事評価が確定的なものへと変化していく。もちろんその後の努力や成績によって人事評価は多少動くが、営業成績とは少し異なる、「その人がどれくらいその銀行にとって重要な存在なのか」ということは、手を変え品を変え、色々な形で表現がされることになる。

まず年に1度の人事評価では、大きく言うと5段階くらいに人事評価が分かれていて、上の方の評価はさらにその評価に+(プラス)マークが付いたりする。5段階で一番上の評価にさらにプラスが付いたりするのは、3%くらいの社員だけらしく、「本当に珍しい優秀な評価を付けてもらっているからね!」と、上司から念押しで褒めてもらえたりする。

そういう社員には、色々なチャンスがやってくる。海外大学留学だったり、海外赴任だったり、思い通りのキャリアを描けたり、そんなところだ。30歳とちょっとまでに、自分が声をあげていてそういうチャンスがないのであれば、残酷だけどそこまでの評価は得られていないと思った方がいいのかもしれない。

新卒就職活動の時期には、リクルーター活動というものが行われます。

若手社員がまず新卒入社希望の学生に会って面接を重ね、優秀な学生を選別し、人事部の面接へ学生を送り込むまでのプロセスを担っているのがこのリクルーター活動です。

この採用期間に、若手社員たちは平日は通常業務、土日はリクルーター活動と、休みなく働きます。もちろん若手社員は文句を言いつつリクルーター活動に参加するのですが、その一方である種の高揚感や選民思想的なものも味わうことになります。ある基準を設けて学生をジャッジしていくわけで、少なくとも自分たちはそのジャッジを乗り越えて今ここに採用されて勤務しているんだというある種の選民思想と、自分が選ぶ立場にあるという高揚感は、少なからず気持ちの良いものなのです。

年次を重ねていくと、そのリクルーター活動の中でリーダーになる人なども現れます。各大学、大きい大学では各学部ごとにリーダーがいるので、せいぜい数人の中から選ばれたリーダーでしかないのですが、そのリーダーをやることはある種人事部から評価を受けたことになるので、みんな嫌々そうに装いながらもうれしそうな顔をします。

こうして若手社員の銀行への忠誠心は培われます。

どこのお店とは言いませんが、男女関係を起こした人が集まる支店、なんていうのも聞いたことがあります。

詳細は控えますが、場所的には、僻地で遊ぶものが何にもないところです。

その店は、そんな静かな街とは似つかわしくないような、ギラギラした男子がたくさんいるそうです。

ちょっと面白いですよね。

銀行は、人事部の力がものすごく強いです。

で、昔、人事部に配属された人が、異動で他の部署に異動してきたりします。

そんな人と、どう付き合うか?ですが…

彼らは、人事部の犬です。異動をした後も、何かあれば人事部に報告することもありえますので、注意して付き合うことが大切です。

元々強い「色付き」の人しか、人事部にはなれませんので。

どの銀行に配属されるか、それによって自分が銀行にどう見られているかが、ある程度分かります。

銀行の支店には、歴史が古かったり、大きい取引先があったり…ということで格が高いと考えられているお店と、その逆で、小さい取引先が多いということで格がそんなに高くないと考えられているお店がある。

評価が低い人は、ランクの低い支店にばかり異動させられるし、もっと大変な人だと、大阪→茨城→大分…みたいな感じで、各地方を転々とする人生となる。

評価が高い人は、本部と営業部を行ったり来たり、ずーっと東京、という異動になったりする。

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