元銀行員の実態ぶっちゃけブログ

元銀行員が語る銀行の実態を、言っても問題ない範囲で言うブログです。

カテゴリ: 銀行の謎マナー

部署で飲み会が行われた時、飲み会で支払うお金にはけっこうな傾斜がついています。

ひとり5000~6000円くらいの予算のところに行った場合、

部長     20000円
副部長    15000円
その他偉い人 10000円
係長レベル  8000円
平総合職   6000円
新人総合職  3500円
一般職    3000円

こんな感じで、支払う額が違います。

これを「傾斜」と言い、「傾斜かけといてね!」というふうに使います。

この傾斜をうまい具合に調整することが非常に重要です。飲み会の幹事は、時に副部長レベルにまでこの傾斜の具合を相談して、皆さんにメールでお知らせしなければなりません。

異動が決まった人には、たとえ行き先がどんなところでも、

「ご栄転おめでとう」と言わなければいけません。

そう、たとえ、給料が1/2になることが分かっている、片道切符の出向であったとしても…。

銀行は大企業なこともあり、有給取得率を世間様に公開しなければいけないということで、2~3か月に1度、上司から無理やり有給を取らされたりもします。もちろん好きな日に取れるわけではなく、月曜や金曜ではなく、週半ばに意味無く取らされるんですが…。

まぁ、それはいいんですが…

有給を取った次の日にも、マナーがあります。

「お休み、ありがとうございました!」と、部署全員の席を一人ずつ回り、深いお辞儀をして挨拶回りをしなければならないのです。


普通の企業ってそこまでします?
「昨日はありがとうございました~」ってな声掛けで十分だと思いますけどねぇ…。

自分より入社年次が上の先輩が先に帰るとき、何て言いますか?

普通の会社では、「お疲れ様です~」って声をかけますよね。そして先に帰る側が、「お先に失礼します」って言いますよね。


ところが銀行では…
「失礼します!」と言います。見送る側が。

先に帰る人が部長などの超えらい人だった場合は、声を揃えてみんなで「失礼します!」と言います。

お先に失礼するのは、部長なはずなんですけどね~…。謎文化です。

銀行で部の飲み会があった日の、翌日の朝。

普通の会社だったら、朝会社に着いて、そのまま座席に着いて、仕事を始めますよね。周りの人にひとこと、「昨日はどうも~」とか、「昨日はおつかれさまでした~」とか、軽く昨日の挨拶を入れると感じがいいですか、ね。


でも、銀行では一味違います。

通常、部長は一番最後に出勤をしてくるのですが、部長が自分の座席に座るやいなや、その前にずらーっと社員が縦一列に並びます。

そして、順々に部長に、深くお辞儀をして、

「昨日はありがとうございましたぁぁぁぁっ!」

と言わなくてはなりません。


同じ部署の社員20人ほどが、順々に「昨日はありがとうございましたぁぁぁぁっ!」と深く部長にお辞儀をする姿は、はっきり言って異様です。

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